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テクニカル・セッション


  ARMマイコン開発
トラック

センサ開発
トラック

無線開発
トラック

10:30

11:30

A-01

ARM mbedの最新情報

B-01

センサを上手に使うための
回路指南

C-01

Raspberry Pi3
で学ぶIoT入門
12:10

13:10

A-02

組み込みIoT機器開発
におけるARMトレース技術
を徹底活用!

B-02

センサ付きボードと
クラウドで本格的な
IoTをすぐ実践

C-02

これから標準化される
無線LANの仕組みと
パフォーマンスの勘所
13:50

14:50

A-03

ARMが推進する
マイコン・セキュリティ
の全貌

B-03

mbedで創る簡易脳波計

C-03

ここが違う!
無線時代の組み込み
ソフトウェア開発
15:30

16:30

A-04

組み込みアプリケーションへの
要求変化に対応するARMの
新たなソリューションの紹介

B-04

センサ・ハブMCU
を使用したウェアラブル・
デバイスの適用例

C-04

3G通信で低消費電力
を実現する
テレメータの開発
17:00

18:00

A-05

ARM Compiler 6が採用!
LLVM/Clangコンパイラ
の真の価値

B-05

ARMアプリケーション・
プロセッサを使用した
IoT機器開発のポイント

C-05

サブGHz無線と
Bluetooth SMARTの
実装手法






A-01   10:30−11:30  [60分]

ARM mbedの最新情報
―― これからの組み込み機器プラットフォームとクラウド・サービス

講師:渡會 豊政
アーム(株) IoTビジネスユニット スタッフアプリケーションエンジニア

 Cortex-Mなどの低消費電力のコアを使ったマイコンが使用される組み込み機器においても無線・有線を含めたネットワーク接続や,セキュリティ機能が重要視され始めています.これらのソフトウェア・スタックを独自に構築したり検証するための開発コストは,機器の複雑化が進んでいく中で無視できる物ではありません.
 本セッションでは,ARMが提供するIoTデバイス開発プラットフォームmbed OSやクラウド・サービスのmbed Device Connectorなどのツールを含めた最新情報を解説します.







A-02   12:10−13:10  [60分]

組み込みIoT機器開発におけるARMトレース技術を徹底活用!
―― ソフトウェア動作検証は開発効率向上のカギ

講師:太田 健一
横河ディジタルコンピュータ(株) 事業本部 第一事業部 開発センター 開発2部 シニアエンジニア

 さまざまな"モノ"にセンサを付け,多様なワイヤレス接続を介して状態を監視/制御している現在の組み込み機器には,効率的な通信や低消費電力を実現するためにARMマイコンが採用されるケースが増えています.省リソース環境下で,このような組み込みIoT機器を開発する場合,開発効率向上のカギとなるのはソフトウェアの動作検証です.
 本セッションでは,ITM(Instrumentation Trace Macrocell)やETB(Embedded Trace Buffer)など,ARMコアの持つトレース技術や動的検証技術を活用・比較しながらARMマイコンのソフトウェア開発に最適な検証技術を解説します.









A-03   13:50−14:50  [60分]

ARMが推進するマイコン・セキュリティの全貌
―― アーキテクチャの刷新による新次元のセキュリティ強化

講師:大橋 修
アーム(株) 応用技術部 フィールドアプリケーションエンジニア

 IoTの名の下,数億台ベースのマイコンがネットに接続されるようになり,日々増加しています.PCと違い組み込みシステムはユーザの積極的な介在によるセキュリティの保持が困難です.セキュリティを担保するためにアーキテクチャレベルでの対応が不可欠であり喫緊の課題です.
 本セッションではARMが推進するセキュリティ・アーキテクチャの刷新とそれに対応する(セキュリティ)IPにフォーカスして解説します.








A-04   15:30−16:30  [60分]

組み込みアプリケーションへの要求変化に対応する
ARMの新たなソリューションの紹介

―― Addressing the changing requirements of embedded applications

講師:水澤 暢
アーム(株) セグメント・マーケティング エンベデッド・ソリューション マネージャー

 組み込みシステムにおける技術向上への要求は年々増しています.消費電力の低さやリアルタイムの反応はそのままで,より高度なセキュリティ,スケーラビリティと信頼性を備えた組み込みアプリケーションが必要とされています.また,開発期間の短縮やコスト削減も今まで以上に重要視され,それゆえ生産過程における要求がソフトウェア開発ツール市場を牽引しているといえるでしょう.本セッションでは,ARM Cortex-Mプロセッサに関する様々な活動や関連技術の概要をはじめとし,CMSISやエコシステムの可能性を交え,多様な要求に対する課題への対処法をご説明します.








A-05   17:00−18:00  [60分]

ARM Compiler 6が採用!LLVM/Clangコンパイラの真の価値
―― 仕組みや特長さらに,GCCとの比較を徹底解説

講師:辻 邦彦
京都マイクロコンピュータ(株) 東京オフィス・ゼネラルマネージャ

  ARM社の純正コンパイラは,ARM Compiler 6からLLVM/Clang(クラン)コンパイラが採用されました.このセッションでは,これからのARMマイコンをターゲットとした,組み込みソフトウェア開発の主流になり得るLLVM/Clangコンパイラの仕組みや特長,開発者のメリット,GCCとの比較,さらに,GCCから移行する際のポイントなどを解説します.








B-01   10:30−11:30  [60分]

センサを上手に使うための回路指南
―― そんな回路を使っていたらセンサが泣くぞ!できれば人に教えたくないセンサ回路の極意をそっと披露

講師:松井 邦彦
長崎サーキットデザイン 代表

 センサは,回路しだいで良くもなり,悪くもなるものです.せっかくセンサを使うのであれば,人から「すごいね」と言われる回路を作りたいものです.先輩とは一味違ったセンサ回路の作り方を紹介します.本セッションは,センサに一番適した回路の作り方を紹介します.
・4端子型センサの回路設計法
 ホールセンサやMRセンサ,圧力センサなど多くのセンサがこのタイプです.
・電圧出力型センサの回路設計法
 熱電対のような微小信号のセンサです.精度を上げるテクニックがあります.
・電流出力型センサの回路設計法
 トランス・インピーダンス回路のノウハウがあります.
・ADコンバータにつなぐインターフェース回路の設計方法
 最後はADとのインターフェース回路で締めます.








B-02   12:10−13:10  [60分]

センサ付きボードとクラウドで本格的なIoTをすぐ実践
―― モノの接続からデータ蓄積・分析まで

講師:太田 寛
日本マイクロソフト(株) デベロッパーエバンジェリズム統括本部
テクニカルエバンジェリスト

 IoTの開発に必要なスキルは,実際のハードウェアとクラウドを使い,測って,送って,貯めて,分析して,活用することです.
 本セッションでは,センサ付GR PEACH(ARM Cortex-A9)とAzureを使い1日で,IoTの基本が取得できるように,開発の流れとハードウェア/ソフトウェアの技術解説を行います.対象は組み込み開発者とITエンジニアどちらでも直ぐに始められる基本的な実装方法を解説します.








B-03   13:50−14:50  [60分]

mbedで創る簡易脳波計
―― 知っておくべきマイコン基板とアナログ回路の基礎知識

講師:辰岡 鉄郎
エムイーツール(株)代表取締役

 mbedを利用した簡易脳波計の制作事例として,A/D変換,デジタルフィルタ,FFTまでをmbed上で行う1ch入力のタイプと,生体計測用アナログフロントエンドICをPCから制御するインタフェースとしてmbedを用いた8chタイプの2種類を紹介し,具体的な実装方法やUSBシリアルで8ch×1kSPSのデータ量を送信する際の構成等を解説します.また,生体信号計測における安全性や考慮事項についても取り上げます.


mbedを利用した簡易脳波計







B-04   15:30−16:30  [60分]

センサ・ハブMCUを使用したウェアラブル・デバイスの適用例
―― センサとMCUの接続について解説

講師:石川 弘樹
(株)金沢村田製作所 センサ事業部 開発2部 開発1課 マネージャー

 腕時計型のウェアラブル・デバイスが日本でも販売されるようになってきました.従来から活動量計測としてリストバンドが存在していましたが,そこに脈拍のようなバイタル・サインを組み込んだり,メールをチェックしたり高機能化が進んでいます.
 本セッションでは,当社で開発している脈拍を測定できる近接センサとセンサ・ハブMCUを組み合わせた腕時計型ウェアラブル・デバイス端末機のデモ機を例に,センサとMCUの接続事例について解説します.








B-05   17:00−18:00  [60分]

ARMアプリケーション・プロセッサを使用したIoT機器開発のポイント
―― 外部センサから省電力通信まで応用事例で解説

講師:前納 秀樹
(株)東芝 ストレージ&デバイスソリューション社 ロジックLSI統括部
ロジックLSI応用技術部

 現在,ウェアラブル機器やIoT端末などの組み込み機器開発には,生体センシングなどの外部センサや高精度A-Dコンバータ,9軸センサ,省電力通信などさまざまな機能が必要となります.
 本セッションでは,このような機能を内蔵したARM Cortex-M4F搭載アプリケーション・プロセッサ(TZ1000)の応用事例を解説します.組み込み機器にアプリケーション・プロセッサを使用する際のポイントやシステム開発上で考慮する点を具体的な事例で解説します.また,東芝グループシナジーによるクラウドを含めたトータルなIoTシステムについても解説します.








C-01   10:30−11:30  [60分]

Raspberry Pi3で学ぶIoT入門
―― 無線で広がるネットワーク・アプリケーション

講師:山際 伸一
筑波大学 システム情報系 准教授

 大人気の小型のボード・コンピュータRaspberry Piに無線機能が搭載されました.本セッションでは,64ビットARMコアを搭載するRaspberry Pi3を使って,そのLinux上でWiFiを使い,ボード外部のセンシング・デバイスからデータを取得するIoT機器の実装手法を解説します.さらに,AndroidタブレットをRaspberry Pi3のBluetoothに接続し,Private Area NetworkからInternetまでの応用手法をARMプロセッサを使った無線通信技術を中心に解説します.


64ビットARMコアを搭載するRaspberry Pi3







C-02   12:10−13:10  [60分]

これから標準化される無線LANの仕組みとパフォーマンスの勘所
―― 最新規格からシミュレーションまで

講師:大和田 泰伯
国立研究開発法人 情報通信研究機構 オープンイノベーション推進本部 ソーシャルイノベーションユニット 耐災害ICT研究センター 応用領域研究室 主任研究員

 スマートフォンをはじめ腕時計型ウェアラブル・デバイスやセンサ・モジュールにまで,無線LANは組み込まれるようになってきました.本セッションでは,これから標準化される無線LANの最新規格から実際に使う際に性能を引き出すポイント,シミュレーションを使用した性能推定,パフォーマンス・チューニングまでを解説します.








C-03   13:50−14:50  [60分]

ここが違う!無線時代の組み込みソフトウェア開発
―― Wi-Fiを使ったセンサ・ノードからクラウドまで

講師:與曽井 陽一
イー・フォース(株) 代表取締役

 IoT(Internet of Things)の台頭により,従来の組み込み機器で行っていた開発方式とは,仕組みが大きく変化しています.IoT対応機器を開発する場合,端末側の開発だけではなく,無線通信,セキュリティ,クラウドサービスとの接続など様々な技術が必要になります.本セッションでは,Wi-Fiを使ってセンサ・ノードからクラウドまで一連の流れを例に,「今までの開発と何が変わるのか?」を解説します.







C-04   15:30−16:30  [60分]

3G通信で低消費電力を実現するテレメータの開発
―― mbedボードで,使える製品にするための勘所

講師:高村 直也
(株)NTシステムデザイン 代表

 3G通信でクラウドにデータをアップロードする,フィールド観測向けテレメータ・システムの開発を例に,低消費電力を実現し,使える製品にするためのハードウェアとソフトウェア開発の勘所を解説します.使用したモジュール基板(C027)は,ARM Cortex-M3マイコンと3G,GPSモジュールが搭載されています.mbed対応ボードなので,クラウド開発環境やサンプル・プログラム,ライブラリを使った効率の良い開発手法も解説します.


フィールド観測向けテレメータ・システム







C-05   17:00−18:00  [60分]

サブGHz無線とBluetooth SMARTの実装手法
―― RFデバイスとしてのARMマイコンのアドバンテージ

講師:野田 光彦
ラピスセミコンダクタ(株) 無線通信ソリューション開発ユニット シニアスペシャリスト

 本セッションでは,IoT/M2Mの核となる近距離無線通信としてサブGHz無線とBluetooth SMARTが最適であることを示し,それらの最新動向を解説します.さらに,サブGHz無線とBluetooth SMARTについて,ARM Cortex-M0+を無線通信プロトコル制御として使用した実例を,無線通信制御に特化した実装手法とRFデバイスとしてのアドバンテージについて解説します.









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