ARM Cortex-Mマイコンは,2011年から評価や導入が始まり,2014年は,組み込み市場への本格的な普及期に入ると予想されています.
特に,産業機器分野の8ビットや16ビット・マイコンから,安価になった32ビットARMマイコンへの移行が検討されています.新たな分野として,M2Mやクラウド連係を含めたIoT(Internet of Things)への利用や,ヘルスケア分野での採用も期待されています.
また,多くの半導体企業から,同じARMアーキテクチャを採用したマイコンが販売されてきたことで,OSメーカや開発ツール・メーカとの協業による,「エコシステム」への理解も浸透しています.このように,ARM Cortex-Mマイコンは,日本での組み込み市場に,明確なポジションを作りつつあります.
そこでCQ出版社では,昨年に引き続き,2014年6月13日(金)に,秋葉原コンベンションホールにおいて「ARM Cortex-Mマイコン・ワークショップ2014」を開催します.今年3回目の開催となる本ワークショップでは,さまざまなアプリケーション開発にフォーカスしたセミナを実施いたします.